株式会社リクルートが運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、住まいや暮らしに関する様々なテーマについてアンケート調査を実施し、調査結果を「SUUMOなんでもランキング」としてご紹介しています。今回のテーマは「貯金を増やすために実践しているのは、どんなことですか?」。調査結果をまとめましたのでお知らせします。
<調査概要>
【調査実施時期】2012年3月26日〜3月27日
【調査対象者】20〜49歳の男女
【調査方法】インターネット
【有効回答数】392
「SUUMOなんでもランキング」コーナーでは、住まいに関する様々なテーマについてアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表してまいります。
節約はダイエットと一緒で、放っておくと知らぬ間に出費がぶくぶくと膨れていきます。各メーカーや小売、サービス業者が少しでも消費者の財布の紐を緩めようと、日夜、知恵を絞り需要を喚起しているわけで、少しでも隙をつくると支出が増えてしまうのもやむをえない面があるのかもしれません。
日常の出費もそうやって増えやすいことに加えて、仮に意識して生活費を抑制できたとしても、結婚や出産、子育てといったライフステージの変化に伴い、クルマやマイホーム、教育費など、けた違いの出費が増えていくのが通例です。
雇用慣行の変化にともない、年齢ほどは収入が増えにくくなっているのが現実ですから、節約というのは収入の大小にかかわらず、みんなの共通の悩みと言えるのかもしれません。
その点でもダイエットと似通った問題ですね。ダイエット本と同じく節約本も根強い人気があるのもそういうことが背景なのかもしれません。
さてその節約について、上記記事ではSUUMOが実施した「貯金のためにやっていること」の調査結果が紹介されております。ベスト5はこういうことですね。
1位:外食を減らす・外食しない 28.6%
2位:ランチをお弁当にする 27.4%
3位:副業でお小遣い稼ぎをする 26.5%
4位:水筒を持参する 24.8%
5位:服を買わない 22.6%
いかがでしょう?どれもルール化し、しっかり実践すればかなりの節約効果がありそうですね。ざっくり記者の主観でその効果を計算するとこういう感じです。
・外食を減らす・外食しない : 週2回×▲2,000円=月1万6千円の節約
・ランチをお弁当にする : 週5回×▲300円=月6千円の節約
・副業でお小遣い稼ぎをする : 月2,000円〜2万円の収入
・水筒を持参する : 週5回×▲150円=月3千円の節約
・服を買わない : 月5,000円〜1万円の節約
あくまで主観的な計算でありますが、単純に足し上げれば月3万2千円〜5万5千円の収支改善効果となります。5万5千円!しかも毎月ですからね。給料が5万5千円増えるにはかなりの時間がかかるでしょうから、やはり手っ取り早く収支を改善しようと思えば「節約+副業」に勝るものはありませんね。
もし挑戦するのであれば、効果が大きいものから始めるというのも1つの手ですね。人によるとは思いますが、上記計算に基づけば「外食を減らす」と「副業」の2つが稼ぎ頭となります。
まず最初の外食を減らすというのは簡単ですし、特にいつもアルコールを嗜んでおられる方には収支改善効果が大きいですね!完全にゼロにするには難しいと思いますが、週末も含めたとえば「週2回まで」と決めてしまえば実践しやすいのではないでしょうか?
それ以外の日に友人と飲む場合、ホームパーティといかないまでも「ウチ飲み」にすれば安上がりですし、それはそれで楽しいのではないかと思います。騒音にはご注意ですが・・・。
また、外食を減らすことはダイエット効果もありますね。ダイエットも多くの方の共通の悩みだとすれば、まさに一石二鳥です。カロリーを減らしたり、炭水化物を抜いたり、野菜を増やしたり、といった調整は外食では難しいですからね。残してしまえばいいという考え方もあるかもしれませんが、お店の人に失礼です。
その点では、2位の「お弁当」や4位の「水筒」も同様に、ダイエットも節約もできるなかなかの優れものです。記者もそうではありますが、増加し続ける脂肪にお悩みの方にはおすすめです。
2つ目の副業も、機会のたびに何度もコメントさせていただいている通り、とても良い方法です。直接、収入が得られるメリットは当然として、自分のスキルもアップするわけですから、こちらも一石二鳥ですね。
うまく副業が軌道に乗ればそれはそれで成功ですし、仮にうまく行かなくても、そうした経験もまたスキルの1つですから、キャリアアップにつながり本業にプラスが出てくる可能性は結構あると思います。
特にネットビジネスがますます拡大している現状では在宅でも簡単に副業できますから、ぜひお試しいただきたいと思います。
とは言え副業についてのポイントは「絶対リスクを負わない」ということですね。本業がおろそかになるリスクや、処分・解雇されるリスクは限りなく0にするべきですし、「50万円払えば月5万儲かる」といった商材にも絶対手を出してはいけません。
上手い話がない、というのはどこの世界でも鉄則です。まぁ、仮にそれで騙されたとしても、それもまたスキルとなっていくのでしょうけれど・・・。
さて調査結果に戻ると上記以外で個人的に目に付いたものが
・自転車で通勤。電車の定期代を貯金に回す
ですね。記者も若かりし頃は最寄の駅まで自転車で通勤して、バス代を浮かすということをやっておりましたが、これは結構、節約に効果的でありました。深夜のタクシー代も節約できますし、健康にもいいですからね。駅から家までそれなりに距離がある方は検討してみてはいかがでしょうか。
それ以外にはこうした意見もありますが
・株やFXなどの金融商品でこつこつと利益をあげ、その分を貯蓄する
これはやはり世の中に上手い話がないのと同様、なかなか難しいですね。FXで利益が出ている人は全体の2割だけ、という話もあります。
やはり確実に収支が改善できるのは「節約と副業」かと思います。家計の収支改善にお悩みの方は参考になさってください。
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