年末年始が近づいてきました。バタバタされている方も多いと思いますが、一方で、ふと足をとめてゆく年・来る年のことを考える方もおられるかもしれません。
先日ご案内したように、とあるアンケートによれば「今年立てた目標」も「来年の目標にしたいこと」もどちらも貯金(預金)が断トツの1位でしたね。
>>>今年の一番の目標は預金・貯金。来年の一番は?
とすると読者のみなさまの中にも「今年こそ貯金(預金)しよう」という目標を立てられた方も多いかもしれません。そうした方々は無事、目標を達成されたでしょうか?
残念ながら目標を達成できなかった方や、来年こそ貯金しよう!という方にお役に立ちそうなコラムがありましたのでご紹介したいと思います。家計再生コンサルティング氏が、「すぐ真似できて、効果テキメン!」との魅力的なキャッチで5つの習慣を指南しておりますね。具体的にはこの5つとなります。
1.預金の引き出しは週1回に!
2.「ATM手数料は絶対払わない」と決める
3.「いまムダに支払っているお金」から手をつける
4.他人と比べない
5.貯金メーターを作る
いかがでしょう?
パっと聞いただけでうなづけるものや、逆にピンと来ないものもありますが、1つずつ見ていきたいと思います。
まず1つ目の「預金の引き出しは週1回に!」というアドバイスは意外に効果がありそうな気がしますがいかがでしょう?毎週の生活費を1万5千円なら1万5千円、3万円なら3万円と決めて、何が何でもその範囲内で1週間やり繰りする、ということですね。
お財布にお金が入っていれば何となく使ってしまいますからね。その歯止めを習慣的に作っておくということは意味があるような気がします。
ただ月曜を引き出し日とすると、慣れるまでは土日はかなり辛い思いをしそうですね。ま、それも訓練なのでしょうけれど。
加えて、もちろん、週1回とは言え毎回10万円も20万円も下ろしては意味ないですね。あくまで毎月の生活費を決めて、その範囲内でやり繰りすることが重要です。
次に2つ目の「ATM手数料は絶対払わないと決める」はいかがでしょう?
金融サイトをご提供している記者の立場からすれば強くうなずきたいところですが・・・ただこれによる節約額は正直、大したことないですね。月5回使っても500円〜1,500円といったところです。
ポイントとしてはATM手数料を節約することそのものではなく、ATMが無料の銀行と有料の銀行があって、前者の口座を利用すれば確実に無料になるのに、面倒くさがっていつまでも手数料を払い続けるその姿勢が問題だ、ということなのでしょうね。
筆者の方が指摘されているように大切なのは「手間を惜しんでお金をムダに使っているようでは、貯金体質にはなれない」という点です。そんなわけでハっとされた方はこちらの比較サイトも参考になさってください。
>>>ネット銀行・ネットバンク比較
3つ目は「いまムダに支払っているお金から手をつける」ですが、具体的にはこれらの点を挙げています。
・使っていないクレジットカードの年会費
・通っていないジム(あるいは習い事等)の利用料・月謝
・読んでいないメルマガの購読料
・使っていないのに月々支払っている携帯電話のサービス利用料
・CD、DVDレンタルの延滞料金
ピンと来る方もいれば、ピンと来ない方もいると思いますが、もちろんこれらの金額は個別個別に見れば大したことはないわけですが、やはりこれも2つ目の「ATM手数料は絶対払わないと決める」と同じく、ポイントとなるのは「手間を惜しんでお金をムダに使っているようでは、貯金体質にはなれない」ということでしょうね。
記者も使っていない携帯のサービス料というのは心当たりがあります・・・。
しかしこれらのアドバイスの中で最も深遠なのは4つ目の「他人と比べない」ではないでしょうか?
確かに預金を貯めることや倹約・節約を最も邪魔するものは他人との比較だと思います。他人が買ったり、食べたり、楽しんでいれば、うらやましく感じるのが人情というものですし、倹約・節約を恥ずかしく感じるのも一般的な感覚だと思います。
逆にそれらを乗り越えられれば、一気に預金が増えていくことになりますが・・・言うは易く、行うは難しですね。記者自身はそれなりに貯金体質だとは思いますが、その境地には到底、たどり着いておりません。
だとすると、なるべく、他人と比べたり、比べられたりする場所に近づかない、ということなのでしょうね。これも言うは易く、行うは難し、かもしれませんが。
そしてこれらのアドバイスの中で一番、ピンと来ないのが5つ目の「貯金メーターを作る」ですが、具体的には「紙に縦長の棒を書き、等間隔で横線を引き、とにかく貯金ができたら、その金額分だけメモリをマーカーなどで塗りつぶしていく。」ということのようです。コラムから引用するとこういうことですね。
どうでしょう?
・・・どうなのでしょう・・・預金通帳で十分な気もしますね!?
というわけで記者自身はこの5つ目は正直、よくわからなかったのですが、それ以外の4つは相応に説得力があるように感じました。
特に筆者の方が指摘したかったのは具体的な節約方法ではなく、そのベースとなる「心がけ」「姿勢」の部分なのでしょうね。
記者はやはり4つ目の「他人と比べない」というアドバイスが強く印象に残りました。その境地にたどり着くにはあと十数年必要そうですが・・・。
なかなか預金が増えないという方や、これから預金をしていこうという方は参考になさってください。
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