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[4月の定期預金金利動向]
市場金利低下も、魅力的な高金利預金が登場!

2014年4月の定期預金金利の動向と、今後の見通しについて解説します。
2014/4/3

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

4月となりました。春・桜・そして新年度の到来ですね。先日まで大雪が降っていたのがウソのようにめっきり春めいてきました。

残念ながらさすがにもう冬の定期預金キャンペーンはすべて終了してしまったわけですが、それでも今月は結構、魅力的な定期預金が出てきて、引き続き選択肢は豊富ですね!ありがたいことです。

では、いつものように上記1年もの・5年もの市場金利のグラフをチェックしてみると・・・相変わらず低迷しております。完全に右肩下がりですね。特に低下傾向が鮮明なのは1年もの市場金利となります。すでに十分低いわけですが、一体どこまで低下するのでしょうか・・・。

やはり、金融緩和が積極的に実施されている状況では、なかなか本格的に金利が上昇するシナリオというのは考えにくい、ということですね。

加えて、足元では新興国経済への懸念が広がったり、アメリカの経済指標が寒波の影響で冴えなかったり、ウクライナ問題が膠着化するなど、金利低下を促す材料が多くあります。

経済に対して悲観的な見方が広がれば、投資資金もリスクの高い商品からリスクの低い商品へ流れ、国債の価格が上昇することで、その裏返しとして金利が低下するのですね。

上記の懸念材料はいずれも徐々に織り込まれつつあるようにも思えますが予断は許しません。預金者の立場からすれば、引き続き「長期戦」=低金利の長期化を覚悟しておいた方がよさそうです。

今後、順調に景気が回復し、デフレ経済が終わり、金融緩和政策が終了し、健全な形で金利が上昇していくことを期待したいと思います。

ちなみに具体的な金利水準としては1年ものの市場金利で0.18%前後、5年もので0.32%前後となっています。先月のこの時期からは5年もの金利についてはほんの少し上昇する一方で、1年もの金利についてはほんの少し低下していますね。どちらも歴史的な低水準にある点には違いありませんが。

この市場金利から定期預金金利を逆算すると、基本的には「定期預金金利が市場金利を上回ることはない」という原則に立てば、

・定期預金は高くても1年で0.18%以下、5年で0.32%以下

という金利環境にある、ということです。5年0.32%はまだしも、1年0.18%は高金利の目安としてはちょっと低すぎですね!超・低金利時代を実感します・・・金融緩和のパワーはすごいですね。参考になさってください。

では本題の4月の定期預金金利ですが、上記の通り「超・低金利」状態が続いている上に、冬の定期預金キャンペーンが終了したにも関わらず結構、魅力的な定期預金金利や定期預金キャンペーンが出揃っています。

具体的に見ていくと、まず目を惹くのがSBI新生銀行で、仕組み預金である「パワード・ワン プラス」にも注目です。最初の5年が0.70%、もう5年延長された場合も0.70%金利がずっと変わらないわかりやすさ・安心感が魅力ですね。

特に現状のように10年もの金利=長期金利が0.6%前後で低迷している中では、その高金利が実感できます。

ちなみにSBI新生銀行といえば、ローソンやファミリーマートのATMネットワークと提携し、従来から無料だったセブンイレブンのATMも含め、コンビニATMやゆうちょ銀行のATMが24時間いつでも何度でも無料にしたことが話題となっています。メガバンクが次々とATM無料を打ち切る中で、預金者からすれば誠にありがたい決断です。

>>>SBI新生銀行の最新金利はこちら

同じく高金利と言えば、じぶん銀行が継続的に実施している、定期預金キャンペーンである「デビュー応援プログラム」ですね。気になる金利ですが、今月から金利がアップし3ヶ月0.55%となりました!破格の定期預金金利となっています。

口座開設を検討されている方にとっては「いつでも利用できる」と言う点も利便性が高いですね。

>>>じぶん銀行の最新金利はこちら

一方、毎回ご案内しているように、キャンペーンの有無に関わらず魅力があり、外せないのが、東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」です。こちらも金利を引き上げ、わずか1週間で0.30%と、他の銀行の定期預金の金利を大きく上回る驚きの高金利と利便性が魅力です。

しばらく様子を見たい方には最善の選択肢と言えそうです 。

>>>スターワン1週間円預金の最新金利はこちらから

さらに東京スター銀行では、SBI新生銀行と同じく、仕組み預金である「右肩上がり円定期」が注目です。3月の金利は最大1.00%、平均金利が「0.955%」と極めて高金利となっています。しばらく使わない資金をお持ちの方は検討されてはいかがでしょうか。

>>>右肩上がり円定期の最新金利はこちらから

それ以外で恒常的に高金利を提供している銀行としては、当サイトでご紹介している中では、あおぞら銀行インターネット支店オリックス銀行関西みらい銀行、そしてSBJ銀行が挙げられます。

中でもSBJ銀行は、知名度はまだまだながら、金利は1年ものが0.35%、5年ものが0.60%とトップクラスの高水準となっています。選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

>>>SBJ銀行の最新金利はこちら

最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」ですが、従来3ヶ月に1回の発行サイクルだったものが、毎月発行に変更され、利便性が大きく向上しています。最新の金利は0.40%ということでこちらも高水準ですね。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

さらにマネックス証券で口座開設をすれば最大で22,000円相当のプレゼントがあるため、それを利息とみなせば、もう一段の利回りの向上が期待できますね。

>>>個人向け国債の最新金利はこちら

超・低金利が続く金利環境だからこそ、こうした「赤字覚悟」の定期預金やキャンペーン、金融商品を積極的にご活用ください。


気になる来月=2014年5月以降の金利動向ですが、市場金利は上記の通り、異次元の金融緩和圧力に加え、さまざまな懸念材料が出てきており、完全に失速しています。大きな金利上昇は全く期待できません。

当面は金利があまり上昇しない前提で定期預金の運用を考えた方が現実的です。

具体的には、早め早めに上記のような積極的な定期預金金利を利用して金利を固定してしまうか、逆に東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」のような高金利だけれど預入期間が短い預金でつないでいくかどちらか、という選択になってくるのではないかと思います。

もちろん、基本的に景気と金利は連動しますので、順調に景気が回復すれば、金利の上昇圧力は強まっていくことになりますし、仮に政府と日銀が目指すように、本当にインフレ経済になれば、金融緩和が解除され、金利はいよいよ本格的に上昇することになります。

ただし、おそらくそれはまだ数年先のことですね。早くても来年の4月以降のどこか、といった感じですかね?

やはり繰り返しになりますが、当面は本格的な金利上昇はない、というのがメインシナリオになってくると思います。参考になさってください。

最後に今月の定期預金金利をまとめると、主な預入期間ごとの金利のレンジはこのようになっています。

・普通預金(含む1週間定期): 0.01%〜0.30%

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.35%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.35%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.60%

・3年もの仕組み預金: 0.20%→0.30%
・6年もの仕組み預金: 0.40%→0.60%
・10年もの仕組み預金: 0.70%→0.70%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

これらの中ではやはり、1週間定期の0.30%と、1年もの定期の0.35%、5年もの定期の0.60%、そして仕組み預金の0.70%が目を惹きます。これらの定期預金に1/4ずつ預ける、というのも手かもしれませんね。

今月の中旬にでも、再度こうした市場金利の動きをチェックし、来月の定期預金金利の見通しや今後の金利動向を占ってみたいと思います。

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