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[8月の定期預金金利動向]
定期預金キャンペーンは終了。今こそ銀行の選別が重要!

2014年8月の定期預金金利の動向と、今後の見通しについて解説します。
2014/7/31

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

気がつけばもう8月ですね!早いものです。

8月と言えば、子どもは夏休み、大人は盆休みですね。もちろんお盆に旅行などしようものなら混むは高いわで良いことなど一つもありません。合理的に考えれば、7月や9月など、ピークを避けた時期にお休みを取ると、逆に空いているは安いわで良いことだらけです。

しかし取引先との関係や上司・同僚の目を考えると、自分だけの都合を押し通すのが難しいのが大人の辛いところではあります・・・。

ちなみに記者自身はお盆の間は電話も鳴らず静かに仕事ができますので、もっぱら仕事のたな卸し期間に充てている場合が多いです。ご先祖さま、申し訳ありません。

いずれにせよ、帰省や旅行などで遠出される方はくれぐれも事故に遭ったりしないようご注意ください。

さてこの時期は、じっくり資産運用について考えてみるのにも適していますね。夏のボーナスが支給されたタイミングとなりますし、2014年も折り返しを過ぎましたし、相談したくなればお盆でも銀行は開店していますからね。

ではメインの運用商品と考えれる定期預金の動向はどうなっているかと言うと、夏の定期預金キャンペーンが続々と終了していくタイミングではありますが、最近は恒常的に高金利を提供する銀行・定期預金も多くなっており、先月に引き続き魅力的な定期預金が提供され続けています。ありがたいことですね。

ここで具体的な定期預金をチェックする前に、いつものように上記1年もの・5年もの市場金利のグラフをチェックしてみると・・・残念ながら相変わらず低迷しております。

足元では多少、下げ止まりの兆しはあるものの、全体的に見れば完全に右肩下がりです・・・上昇の兆しは全くありません。やはり、金融緩和が積極的に実施されている状況では、なかなか本格的に金利が上昇するというのは考えにくいですね。

加えて、金利上昇が予想されていたアメリカの金利が逆に低位安定するなど、世界的に見ても金利は低下傾向にあります。ユーロ圏ではついに「マイナス金利」も実現しましたしね。

もちろんこうした世界の金利動向は直接的にも間接的にも日本の金利低下に影響するわけで、預金者の立場からすれば、残念ながら「長期戦」=低金利の長期化を覚悟しておいた方がよさそうです。

今後、順調に景気が回復し、デフレ経済が終わり、金融緩和政策が終了し、健全な形で金利が上昇していくことを期待したいと思います。いつになるのか全く予想がつきませんが・・・。

ちなみに具体的な金利水準としては1年ものの市場金利で0.18%前後、5年もので0.26%前後となっています。先月のこの時期とほぼ変わりません。この市場金利から定期預金金利を逆算すると、基本的には「定期預金金利が市場金利を上回ることはない」という原則に立てば、

「定期預金は高くても1年で0.18%以下、5年で0.26%以下

という金利環境にある、ということです。1年0.18%も5年0.26%も、高金利の目安としてはちょっと低すぎですね!超・低金利時代を実感する水準です。

では本題の8月の定期預金金利ですが、このように「超・低金利」状態が継続し、夏の定期預金キャンペーンが次々と終了していく中でも、結構魅力的な定期預金が散見されます。

具体的に見ていくと、まず目を惹くのがSBI新生銀行で、仕組み預金である「パワード・ワン プラス」にも注目です。最初の5年が0.50%、もう5年延長された場合も0.50%金利がずっと変わらないわかりやすさ・安心感が魅力ですね。

6ヶ月・1年もの円定期を利用すれば現金がプレゼントされる「夏の円定期キャッシュプレゼントキャンペーン」も実施中で、金利換算すれば最大で0.53%相当とかなりの高利回りとなります。

ちなみにSBI新生銀行といえば、ローソンやファミリーマートのATMネットワークと提携し、従来から無料だったセブンイレブンのATMも含め、コンビニATMやゆうちょ銀行のATMが24時間いつでも何度でも無料にしたことで人気が高まっています。メガバンクが次々とATM無料を打ち切る中で、預金者からすれば誠にありがたい決断です。

>>>SBI新生銀行の最新金利はこちら

同じく高金利と言えば、じぶん銀行が継続的に実施している、定期預金キャンペーンである「デビュー応援プログラム」ですね。気になる金利ですが、今月は3ヶ月0.55%となりました!破格の定期預金金利となっています。

口座開設を検討されている方にとっては「いつでも利用できる」と言う点も利便性が高いですね。

加えてau利用者に必見なのが「au WALLETカード」です。クレジットカードのように使える電子マネーですが、キャンペーン中で、じぶん銀行から入金すると、毎回5%増額されます。たとえば5万円チャージするたびに、タダで毎回2,500円プレゼントされるということですね!

>>>じぶん銀行の最新金利はこちら

一方、毎回ご案内しているように外せないのが、東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」です。わずか1週間で0.20%と、他の銀行の1年もの定期預金に引けを取らない高金利と利便性が魅力です。

しばらく様子を見たい方には最善の選択肢と言えそうです 。

>>>スターワン1週間円預金の最新金利はこちらから

また東京スター銀行では、6ヶ月もので0.30%、1年もので0.40%、3年もので0.50%とダントツの高金利を誇る、 「スターワン円定期預金プラス」の提供を開始しています。要チェックですね!

>>>東京スター銀行の最新金利はこちらから

さらに東京スター銀行では、SBI新生銀行と同じく、仕組み預金である「右肩上がり円定期」が注目です。8月の金利は最大1.00%、平均金利が「0.85%」と極めて高金利となっています。しばらく使わない資金をお持ちの方は検討されてはいかがでしょうか。

>>>右肩上がり円定期の最新金利はこちらから

それ以外で恒常的に高金利を提供している銀行としては、当サイトでご紹介している中では、あおぞら銀行インターネット支店オリックス銀行、そして関西みらい銀行が挙げられます。

中でもあおぞら銀行インターネット支店は1年もので0.30%、5年もので0.45%と高水準を維持していることに加え、関西みらい銀行も1年もので0.30%、3年もので0.35%という高金利を提供しています。

どちらもインターネット経由で預け入れできますので利便性も十分高いですね。

>>>あおぞら銀行インターネット支店の最新金利はこちらから

>>>関西みらい銀行の最新金利はこちらから

最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」ですが、従来3ヶ月に1回の発行サイクルだったものが、毎月発行に変更され、利便性が大きく向上しています。最新の金利は0.37ということでこちらも高水準ですね。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

さらにマネックス証券で口座開設をすれば最大で22,000円相当のプレゼントがあるため、それを利息とみなせば、もう一段の利回りの向上が期待できます。

>>>個人向け国債の最新金利はこちら

夏の定期預金キャンペーンが終了するタイミングだからこそ、こうした「赤字覚悟」の定期預金や金融商品を積極的にご活用ください。

気になる来月=2014年9月以降の金利動向ですが、市場金利は上記の通り、異次元の金融緩和圧力に加え、世界的な金利低下の動きもあり完全に失速しています。大きな金利上昇は全く期待できません。

当面は金利があまり上昇しない前提で定期預金の運用を考えた方が現実的です。

具体的な運用方法としては、上記のような積極的な定期預金金利を利用して金利を固定してしまうか、逆に東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」のような高金利だけれど預入期間が短い預金でつないでいくかどちらか、という選択になってくるのではないかと思います。

さらにその先の見通しですが、基本的に景気と金利は連動しますので、順調に景気が回復すれば、金利の上昇圧力は強まっていくことになりますし、仮に政府と日銀が目指すように、本当にインフレ経済になれば、繰り返しになりますが金融緩和が解除され、金利はいよいよ本格的に上昇することになります。

ただし、おそらくそれはまだ数年先のことですね。少なくとも消費税10%への増税懸念がある限りは金融緩和が終了することはないのではないでしょうか。

やはり当面は「本格的な金利上昇はない」、というのがメインシナリオになってくると思います。参考になさってください。

最後に今月の定期預金金利をまとめると、主な預入期間ごとの金利のレンジはこのようになっています。

・普通預金(含む1週間定期): 0.01%〜0.20%

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.40%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.50%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.45%

・6年もの仕組み預金: 0.40%→0.60%
・10年もの仕組み預金: 0.50%→0.50%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

これらの中ではやはり、1週間定期の0.20%と、1年もの定期の0.40%、3年もの定期の0.50%、そして仕組み預金の0.50%が目を惹きます。これらの定期預金に1/4ずつ預ける、というのも手かもしれませんね。

今月の中旬にでも、再度こうした市場金利の動きをチェックし、来月の定期預金金利の見通しや今後の金利動向を占ってみたいと思います。

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