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貯金・定期預金コラム:
生命保険料は月6,400円で十分!?そのわけは

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。今回、取り上げる記事はこちらです。
2014/8/7 <MSNマネー

保険料支払いは年間約8万円、カバーは十分




※抜粋

編集部からのコメント

海外でFP=ファイナンシャルプランナーと言うと資産全体の運用・管理をアドバイスする専門家、と言うイメージがありますが、日本でのFPのイメージは「保険見直しの専門家」と言う感じでしょうか。

それはつまり日本では、需要側の問題なのか供給側の問題なのかはさておき、まだまだ預金管理や資産運用において専門家が必要とされていないということが示唆されているわけですが、それに加えて、保険に入りすぎている=保険会社の言いなりになっているという現状があるのではないかと思います。

最近はセキュリティ意識の向上から、保険のセールスレディが職場までのこのこ入ってくる機会は減ってきたのではないかと思いますが、それでも保険業界全体としては大量のセールスマン・セールスレディを抱えているわけで、彼ら・彼女らを食べさせていけることを考えれば、かなりの超過利益が保険会社に流れ込んでいるのは間違いありません。

では一般的に年間どれくらいの生命保険料を払っているかと言うと、生命保険文化センター発表の「平成24年度生命保険に関する全国実態調査」では、平均年42万円となっています。つまり月3万5千円ということですね。結構な金額です!

ここまで毎月預金できている人は少ないかもしれませんね。

ただこうしたお金に関する平均値というのは一般的に上振れする傾向がありますので、実感としては高めに出ることも多いです。そんなわけでより実感に近いと言われる「中央値」を探ると・・・それでもやはり年40万円くらいですかね。分布としてはこのようになっています。

・12万円未満 : 13.9%
・12〜24万円未満 : 17.7%
・24〜36万円未満 : 16.4%
・36〜48万円未満 : 12.0%
・48〜60万円未満 : 7.8%
・60〜72万円未満 : 6.1%
・72〜84万円未満 : 3.3%
・84万円以上 : 8.1%
・不明 : 14.6%

「不明」が約15%もおられるのも、生命保険に対する関心の薄さが象徴されているわけですが、いずれにせよ20万円〜50万円くらいが「相場」ということですね。

一方、上記記事の筆者の方は年間の支払い保険料をわずか8万円に抑えているということですね!しかもここには生命保険ではない火災保険の保険料も含まれているわけで驚異的です。実際、上記調査データの通り、年間8万円という水準は極めて少数派です。

気になるその保険の中身ですが、記事から抜粋するとこういうことのようです。

1.火災保険 : 保険金500万円/保険料年7,500円
2.生命保険 : 保険金2,000万円/保険料月3,400円 ※10年定期の共済の死亡保障
3.がん保険 : 診断一時金+入院給付金/保険料月2,800円

確かに合計すると年間8万円程度ですね。月額は生命保険とがん保険をあわせて6,400円ということになります。

記者はもちろんこれよりはるかに多い保険料を支払っておりますが、それは「掛け捨て」ではなく終身保険なども利用しているからですね。

そうした貯蓄性が高いものを除けば年間の支払い保険料は約15万円程度のようです。火災保険も加えれば年16万円くらいですかね?上記の年間保険料分布からすれば少ない方ですが、それでも「年間8万円」にはかないません。

ポイントはやはり・・・筆者の方は「共済の死亡保障」を利用しているからでしょうね。

ということでこの筆者の方の年齢=46歳/女性を前提に保険金2,000万円の生命保険料を試算してみるとこうなりました。

・ライフネット生命 : 4,390円
・アクサダイレクト生命 : 4,470円
・チューリッヒ生命 : 4,480円
・オリックス生命 : 4,495円

さすがにオンライン系の生命保険は安いですが、中でも安いのがライフネット生命ですね。イメージどおりの順位となっています。

しかし筆者の方によれば、上記の通り共済なら3,400円とさらに1,000円近く下がるわけで、これまたイメージどおりの経済性となっています。これを機会に生命保険を見直される方は、保険会社だけでなく共済についても比較検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみにがん保険で検索してみると、1,370円〜となっており、上記の2,800円という水準は取り立てて低いというわけではなさそうですね。保障内容が詳しく明記されておりませんので正確に比較することは困難ですが。

と、このように見てみると、この筆者の方のように「年8万円の保険料」を実現できた理由は、よりコストパフォーマンスの高い商品を選んだのはもちろんですが、加えて、生命保険を貯蓄性の高い終身保険ではなく、「10年定期の死亡保障」を選んだ点にもありそうですね。

つまり「生命保険が必要なのは子どもが独立するまで」と割り切り、その部分だけをカバーする「掛け捨て」型の生命保険を選んだということですね。

自分の葬式費用や遺したいお金は別途預金で準備する、ということでもあります。

掛け捨てがいいのか、終身がいいのかというのは価値観の問題であって正解があるべきものではありませんが、ただ最もキャッシュフローが苦しくなる子育て世代でも、終身保険の場合は同額の保険料を払い込まないといけないという点では柔軟性に欠けるのは間違いありません。

むしろ貯蓄したお金を今こそ使いたいのが子育て世代ですよね。

そうしたキャッシュフローの平準化という観点からは・・・やはり掛け捨ての方が利便性が高いという面はありそうです。特に今後の家計のやりくりに一抹の不安を感じる方はより積極的に掛け捨て型の生命保険の利用をご検討ください。

参考になさってください。



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