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今後の預金金利、定期預金金利の動向/見通し   

2014年4月更新

今後の預金金利・定期預金金利の見通しについて考えてみます。

1.これまでの金利動向

まずは、これまでの実際の金利動向をチェックしてみましょう。一般に「長期金利」と呼ばれる「10年もの国債」の、最近10年間の金利の推移です。

■長期金利推移グラフ(期間10年)

見事なまでに1.5%前後をウロウロしていることがよくわかります。この10年で長期金利は一度も2%を超えていないんですね!

景気回復に伴う金利上昇を期待したいところですが、大規模な金融緩和が実施されている現状では、短期的な乱高下があったとしても、金利が本格的に上昇するのは当面先になってくるのではないかと思います。短期の定期預金を継続しながら金利上昇を待つだけでなく、1年ものや5年もの、あるいはそれより長い期間の定期預金を利用し、確実に相対的に高い金利を確保していくのも手ではないでしょうか?

2.こんな時代にオススメの運用方法は?

それでも迷う場合は、たとえば

・1年もの定期預金を1/3
・5年もの定期預金を1/3
・5年超の定期預金を1/3


に分散して預けるという手もあります。住宅ローンで一般的な

「ミックス金利」の「定期預金版」

ですね。これであれば比較的高い金利を確保しつつ
今後金利が上昇しても対応できます。参考になさってください。
■定期預金版「ミックス金利」

3.足元の金利動向と見通し/2014年4月更新

ここで足元の金利をチェックしてみたいと思います。定期預金の金利と関係の深い、「1年もの」市場金利と、「5年もの」市場金利は以下のような推移になっています。

■1年もの市場金利



■5年もの市場金利



この1年の動きを振り返ると、5年もの金利は特に昨年5月に急上昇しました。昨年4月4日に発表された日銀の「異次元の金融緩和」策以降、国債の金利が大きく上昇(=国債価格は下落)したことから、それに引っ張られるように5年ものの市場金利も上昇した、ということなのでしょうね。

ただし、本来、金融緩和が実施されれば金利は低下するものですし、事実、日本の金利は段階的な金融緩和の拡大により、歴史的に大きく下落してきました。とするとやはり、金融緩和発表により金利が上昇したのはあくまで一時的なものであり、国債市場が落ち着いてくる中で金利は元の状態=超低金利の状態に戻っていくことになります。

実際、5年もの金利は昨年7月中旬から徐々に金利が低下し、足元では0.33%前後という低水準となっています。 それに呼応するように1年もの金利も低下傾向ですね。こちらも0.18%前後と預金者にとっては全く残念な状況です。

5年ものについては昨年末にかけて少し金利上昇の兆しが出ていましたが、それも今やすっかり落ち着いてしまいましたね。

しかし昨年までは結構、対照的な動きに見えたこの1年ものと5年ものの市場金利の動きですが、最近ではほぼ連動した動きとなっています。グラフの形も似通ってきました。つまりは両方とも低下トレンドにあるということですが・・・。

ちなみに毎回ご案内しているように、多くの金融機関は、市場からこの金利水準で資金を調達できるということですから、預金集めや事務手続きに手間隙かかる個人の預金金利がこの市場の金利水準を超えることは基本的にはありません

上記金利水準、つまり1年もので0.18%前後、5年もので0.33%前後という水準を、定期預金金利が高金利かどうかの判断の基準になさっていただければと思います。

さて今後の金利動向ですが、やはり金融緩和が実施されている間はなかなか本格的な金利上昇は期待できない、ということなのかもしれませんね。10年もの国債金利=長期金利はこのようになっています。



こちらも金利は低位安定しています。

金利環境を見渡してみると、新興国経済への懸念が出ていることや、ウクライナ問題の勃発などにより、アメリカの金利上昇が足踏みし日本の株価も一時の勢いが失われたことから、日本の金利が今一つなのも当然と言えるかもしれません。

加えて上記の通り「異次元の金融緩和」が強力に推進されているだけでなく、さらなる追加的な金融緩和実施も予想されています。

つまり今年は、さらなる金利低下圧力が待ち構えてい可能性が高く・・・残念ながら金利がしっかり上昇していく展開というのは正直、考えづらいですね。

やはり繰り返しになりますが、金融緩和が実施されている間は、多少金利が変動したとしても基本的には低金利が続く、と考えた方がよいと思います。

逆に金利が上昇する時というのは、本当に景気が回復し、十分過熱してきた時ですね。

そうなってくれば、いよいよ長らく続いた金融緩和政策が終了し、抑えられていた金利が正常な状態、つまり本来あるべき金利水準まで戻っていく=金利上昇していくことになります。

今の日本でどういった金利水準が適正なのかはよく分かりませんが、黒田日銀が目指すインフレ率=2%というのは一つの目安になるのかもしれません。

果たして金融緩和政策が終了するくらいまで景気が拡大し、インフレ経済へ転換できるのでしょうか?

記者自体は少子高齢化という構造的な問題を抱える日本では、そうしたインフレ実現は極めて困難なのではないかと思ったりもしますし、足元の物価上昇も結局は円安によるものではないかと思ったりもしますが、そこはかとなく期待だけはしておきたいと思います。

参考になさってください。

4.今月の定期預金金利/2014年4月更新

主要な銀行の定期預金金利(300万円以上の場合)は、今月は以下のとおりです。参考になさってください。

・普通預金(含む1週間定期): 0.01%〜0.30%

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.35%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.35%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.60%

・3年もの仕組み預金: 0.20%→0.30%
・6年もの仕組み預金: 0.40%→0.60%
・10年もの仕組み預金: 0.70%→0.70%

いずれも市場金利を大きく上回る高金利ですが、特に様子見ニーズが高まっている現状では、わずか1週間で0.30%の金利を提供している、東京スター銀行が魅力的そうですね。

一方、長期間運用できる、という方には新生銀行の「パワードワン・プラス」が魅力です。こちらの金利は驚きの0.7%となっていますからね!注目です。

今月の定期預金金利の詳細は、こちらの定期預金金利比較からご確認ください。
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